地方から都内への通学は最早ちょっとした旅。
東京都内の大学まで電車通学していた兄弟の、
ある可哀相な日のメールのやりとり。
兄弟:「今日凄まじくはやく授業終わったのに1時間電車待ち。
授業よりも待ち時間のが長い。」
自分:「東京で遊んで来いっておかんが言ってる。」
兄弟:「そんな元気無い。いま吐き気をおさえつつベンチに座ってた。
電車が故障して路線変更しまくりだから
駅内歩き回って筋肉痛がうどん粉」
自分:「かわいそうにっておかんが。嬉しい?」
兄弟:「同情するなら金を…。
座ってたら掃除員にどかされた。
眠みぃ~ー……」
自分:「おかんがあほかよって言ってたで嬉しいべ?」
兄弟:「寝てぇけどこんなとこで寝たら凍え死ぬな。
毎回のようにまたもや再レポート…ウケ狙いじゃあねえよ。」
関東でも田舎の方から通っていると、
ただでさえ片道通学時間が長いのに
電車の本数も少ないという二重苦が発生するのだ…。
普通のやりとりでも、言い回しが独特。
兄弟が自動車教習所に通っていた頃のメールのやりとり。
(「車」=「自動車教習」のこと。)
自分:「そっちは雨降っとる?」
兄弟:「ええ。びしょぬれになった」
自分:「おめー今日は車休みの日やろ。何お外に出てるん?」
兄弟:「ベェ~スボォ~ル」
兄弟間のメールや会話のやりとりは、だいたいいつもこんな感じ。
ちなみにうちの兄弟は野球が好き過ぎて、
バットを手作りしようと木材を彫ったはいいが、
その出来上がりがどう見てもRPGに出て来る「こんぼう」だったことがある。
しかもその手作りバットで普通に友達と野球をし、
その帰りに偶然、地元で何かの映画のロケをしていたので
覗こうとしたら、スタッフにものすごく止められたと言う。
…そりゃ、見た目が“鈍器”な物体を
肩にかついだ少年が普通に近づいてきたら、そうなるだろうな…。
↑
うちの兄弟が作ったのは、これよりずっと荒削りの「こんぼう」感がスゴかった…。(…ってか、Amazonで「こんぼう」検索して一応モノが出て来るんだな…。)
そこに疑問を持たれても…
ある朝、食卓の向かい側にオカンとネコが並んで座っていたので…
自分:「(猫へ向けて)にゃ~ん」
猫:「…………(無視)」
自分:「にゃ~ん」
オカン:「何が?」
…いや、「何が」と言われても……。
ひょっとして、オカンに向けて「にゃんにゃん」言っていると思われたのだろうか…?
………それだと自分がものすごく意味不明な人物みたいなんだが……。
白くて柔らかくて赤い何かの付いた素敵なもの
これは自分が小学生だった頃に起きた実話である。
ある夏の日、父と兄弟が買い物に出かけ、帰ってきたのだが…
父:「おみやげ買って来たぞ~!」
自分:「何~?」
兄弟:「白くって赤い三角のモノが付いてる、箱に入った素敵なもの」
自分:「(いちごの載った)ケーキ!?」
大喜びではしゃぐ自分の目の前に出された“正解”は……
赤い三角のクチバシの付いた白文鳥のヒナ(紙箱入り)!!
……正直、予想のナナメ上過ぎて正解できたら逆に変人だと思う。
ちなみに我が家のペットは毎回こんな感じで、
何の前触れもなく突然連れて来られる。
↑
(さすがに生きた白文鳥はAmazonに無かったので
参考(白文鳥ってこんな鳥だよ・見本)に文鳥グッズを載せてみた。
アフィリエイトの用途が何か違っている気もするが、今さらな話。)
aibo発売記念(?)でAIBOに関する過去メールを…
新型アイボ(aibo)発売記念に
旧型アイボ(AIBO)に関する、兄弟間でのメールのやりとり(過去)を…
↓
兄弟:「アイボ3個も触ってきた」
自分:「どこにアイボがあったんね!?」
兄弟:「浪人した友達の為に入試センターに
願書を取りにいったら三個もうごめいてた。
アイボと遊んでたらショックを受けた。」
自分:「何にショック?っていうか、
なんでアイボがいるん?入試センターに。」
兄弟:「飼ってるんじゃないの?
ショックを受けたのは動物の可愛さを1億とすると
アイボの可愛さはマイナス86億だったから」
うちの兄弟、リアル動物大好きっ子なもので、
AIBO愛好家の方にはアレな発言でスミマセン…。
猫好きじゃなかったの…!?
うちの祖母の部屋が好きなうちの猫、
この日も祖母の部屋に入り「ニャ~ン、ニャ~ン」と
可愛らしい声で鳴き、シッポをこすりつけながら
祖母の前を行ったり来たりとまとわりつき、
祖母もまたその鳴き声に答えるように
「にゃ~ん、にゃ~ん」と猫の鳴き真似をしていたのだが…
↓
猫:「ニャ~ン」
祖母:「にゃ~ん」
猫:「ニャ~ン」
祖母:「にゃ~ん」
猫:「ニャ~ン」
祖母:「うるさいや」
自分:「……!?」
自分から「にゃんにゃん」言っといて「うるさいや」!?
正直、意味が不明過ぎて、未だに
どう受け止めていいのか分からない……。